世界遺産

世界遺産検定1級持っています。1級の勉強のために作ったノートを順次公開していきます。検定の範囲だけでなく世界遺産の周辺知識(神話、宗教、歴史など)も併せて載せていきます※たまに、問題を載せていますが、基礎的な部分を確認するためだけのもので、とりわけ世界遺産検定を意識したものではありません。

世界遺産 アテネのアクロポリス

アテネアクロポリス
登録年 1987年

 

〇キーワード
アクロポリス
ポリス
女神アテナ
オデオン
ディオニソスの劇場
パルテノン神殿
エレクテイオン神殿
アゴ
ソクラテス
プラトン
アリストテレス
デロス同盟

 

〇全体像
・自然と建築の融合
アテネは女神アテナに由来する
デロス同盟の盟主としてペルシアに対抗
ペリクレスパルテノン神殿、エレクテイオン神殿を築く
ソクラテスプラトンアリストテレスなどの哲学者がアゴラに集まり論じた

 

〇資産
アクロポリス
古代ギリシア都市のシンボルとなる小高い丘
アクロポリスの上に神殿などが築かれた

ポリス
古代ギリシア都市国家
・その拠点がアクロポリス

女神アテナ
・知恵と戦いの女神
アテネの守護神
パルテノン神殿に祀られている
・父親は最高神ゼウス
・戦いの女神と言っても、自分から攻撃を仕掛けることはなく、自分の国家や家庭を守るために戦った
・従者に勝利の女神ニケがいる

ディオニソスの劇場
ギリシア最後の劇場
三大悲劇詩人アイスキュロスソフォクレスエウリピデス)の劇などが上映

パルテノン神殿
ペルシア戦争の勝利を祝い女神アテナにささげた
ドーリア式の神殿であるが、イオニア式の要素もみられる
ビザンツ帝国によりキリスト教聖堂に、オスマン帝国によりモスクに改築された

エレクテイオン神殿
・アテナ、ポセイドン、ゼウス、エレクテウスを祀る
イオニア
・六本の柱(カリアティード)が残る

アゴ
ソクラテスプラトンアリストテレスなどの哲学者が集まり論じた場所

 

〇+アルファ

ソクラテス
・「無知の知
 ⇒知らないことを知っている
・「徳は知である」
 ⇒正しく知ること=魂をよくする方法

プラトン
ソクラテスの弟子
・「イデア論
 イデア=物事の本質、すべてのものの背後にあるもの
 ⇒イデアは永久不滅
 「イデア界」=「イデアからなる世界」
 ⇒知性により理解できる世界
高い理想を抱き向上していくこと(理想主義)に帰結

アリストテレス
プラトンに教えを受ける
・「イデア論」の改造
・本質は物事の中に内在
・すべてのものの最終目標は「魂の完成」

 

〇筆者の一言
 この遺跡は古代ギリシアの遺跡で今から2000年くらい前のものである。当時の信仰の形を伝えており、2000年も前から人類が高い建築技術を持っていたことが分かる。
 また、民主政治の始まりの地でもあり、のちにルソーが理想とするような市民による直接民主制がとられていた。こんなにも前からある民主主義なのに、広がるのにものすごい時間がかかり、今なお政党や個人の独裁のために反民主主義の国家が多数存在する。この状況を見る限り、政治や思想というものは難しいものだと感じた。
 何はともあれ、この遺跡には政治・学問・宗教などの歴史が詰まっている。ぜひ行ってみたい遺産のひとつである。