世界遺産

世界遺産検定1級持っています。1級の勉強のために作ったノートを順次公開していきます。検定の範囲だけでなく世界遺産の周辺知識も併せて載せていきます。

世界遺産 古代都市テーベと墓地遺跡

世界遺産 古代都市テーベと墓地遺跡
登録年 1979年

〇キーワード
カルナク神殿
ルクソール神殿
王家の谷
王妃の谷
ツタンカーメン
ラメセス2世
ネフェルタリ
アメン・ラー信仰
死者の都(ネクロポリス

 

〇概要
ナイル川中流域に位置する
ナイル川東岸の神殿群と西岸の死者の都ネクロポリス
アメン神を祀るカルナク神殿
ハトシェプスト女王により壮大な葬祭殿(ハトシェプスト女王葬祭殿)が築かれる
・アメンヘテプ3世により、カルナク神殿の副神殿にあたるルクソール神殿が建設される
・王家の谷には、ツタンカーメンが眠る
・王妃の谷には、ラメセス2世の王妃ネフェルタリが眠る
ホメロスは、『イリアス』の中で、テーベの繁栄ぶりを「100の塔門をもつ都」と著した

 

〇歴史
・中王国時代(紀元前2020年頃から紀元前1793年)にテーベが初めてエジプトの首都になる
・その後、アジア系遊牧民ヒクソスに侵略される
・アフメス1世によりヒクソスを駆逐
・様々な王により、神殿、墓地がつくられる
・一度アマルナに遷都されるが、ツタンカーメンにより再びテーベに都が戻される
・紀元前7世紀にアッシリアの侵攻を受け、テーベは陥落

 

〇+アルファ
カルナク神殿カルナック神殿
・テーベの遺跡群の中心
・主にアメン神を祀る
 ※アメン神は地方神であったが、太陽神ラーと統合し、アメン・ラーとして信仰される
・大列柱広間は、130もの柱が並び、広さは5000㎡にも及ぶ

 

ルクソール神殿
・カルナク神殿の副神殿、カルナク神殿と同様アメン神を祀る
スフィンクス参道によりカルナク神殿とつながっている
・アメンヘテプ3世とラメセス2世により建設される
・オベトの祭礼が行われる
 ※ナイルの増水期に行われるアメン神とその妻である女神ムトの結婚の祭礼

 

王家の谷
・王家の墓所
・1922年、ハワード・カーターによりツタンカーメンの墓が発見される
 ※他にも墓は残っているが、盗掘の被害を受けている
 
王妃の谷
・ラメセス2世の王妃ネフェルタリの墓が残る(壁画も残っている)

 

(問題)

 

・テーベの繁栄ぶりは、ホメロス叙事詩『(1)』の中で、「100の塔門をもつ都」と著されている

 

・テーベは、(2)信仰の中心地であった

 

ナイル川の西岸には、(3)と呼ばれる墓地遺跡が残る

 

・王妃の谷には、ラメセス2世の王妃(4)が眠る

 

・(5)神殿は、カルナク神殿の副神殿である

 

・テーベは(6)の侵攻を受けて陥落した

 

(解答)
(1) イリアス
(2)アメン・ラー信仰
(3)死者の都ネクロポリス
(4)ネフェルタリ
(5)ルクソール神殿
(6)アッシリア

世界遺産 メンフィスのピラミッド地帯

世界遺産 メンフィスのピラミッド地帯
登録年 1979年

 

〇キーワード
ギザ
ダハシュール
マスタバ
スネフェル王
赤のピラミッド
屈折ピラミッド
クフ王
カフラー王
メンカウラー王

 

〇概要
・ エジプトの首都カイロの近郊に位置する
ナイル川西岸のメンフィス周辺のギザからダハシュールにかけてピラミッドが点在
ジェセル王の階段ピラミッド(6層の石で造られたマスタバ
スネフェル王により、赤のピラミッド屈折ピラミッドが建設される
・三大ピラミッド(クフ王、カフラー王、メンカウラー王)

 

(注)
マスタバ…墳墓の一種で、台状に石や日干し煉瓦を積み上げてつくられる。ピラミッドの原型になったとされる。

 

〇+アルファ
〈構成資産〉
(ギザ)
クフ王のピラミッド
カフラー王のピラミッド
メンカウラー王のピラミッド

(ダハシュール)
スネフェル王の赤いピラミッド
スネフェル王の屈折ピラミッド

(サッカラ)
・ジェゼル王の階段ピラミッド
・メルエンラー1世のピラミッド
・ペピ1世のピラミッド

 

(問題)

 

・3大ピラミッドとは、(1)王、(2)王、(3)王のピラミッドを指す

 

スネフェル王は、「(4)のピラミッド」や「(5)ピラミッド」を建設した

 

・「メンフィスのピラミッド地帯」には、(6)と呼ばれるピラミッドの原型となった角墳が残る

 

(解答)
(1)、(2)、(3)クフ王、カフラー王、メンカウラー
(4)、(5)のピラミッド、屈折ピラミッド
(6)、マスタバ

世界遺産 ヌビアの遺跡群:アブ・シンベルからフィラエまで

世界遺産 ヌビアの遺跡群:アブ・シンベルからフィラエまで
登録年 1979年

 

〇キーワード
アブ・シンベル神殿
ラメセス2世
カデシュの戦い
ラー・ホルアクティ
アメン・ラー
プタハ
イシス神殿

 

〇概要
ナイル川上流に位置する
古代エジプト新王国時代からプトレマイオス朝時代に建設される
・ヌビアは「黄金」を意味する
ラメセス2世によりアブ・シンベル神殿が建てられる
・フィラエ島には女神イシスを祀るイシス神殿が残る
アスワン・ハイ・ダムの建設計画により水没が懸念された
 →ユネスコが救済キャンペーンを実施
 →アブ・シンベル神殿が64m上の丘に、イシス神殿はアギルキア島に移築

 

〇+アルファ
〈構成資産〉
アブ・シンベル大神殿
・岩山を削って作られた洞窟神殿
アブ・シンベル大神殿の内部の壁には「カデシュの戦い」でのラメセス2世の姿が描かれている
アブ・シンベル大神殿の最奥には、太陽神ラー・ホルアクティ、国家神アメン・ラー、メンフィスの守護神プタハの像に交じりラメセス2世の像が建てられている

 

アブ・シンベル小神殿
アブ・シンベル小神殿は、王妃ネフェルタリのためにラメセス2世が建設した
・女神ハトホルにラムセス2世とネフェルタリがパピルスを捧げる姿のレリーフが残る

 

イシス神殿
・壁面にはイシスなどの神々の姿が描かれていたレリーフが残る
・4世紀頃には、コプト教の聖堂として使用された
・アスワン・ハイ・ダムの建設にあたりフィラエ島からアギルキア島に移動される
 ※現在は、アギルキア島がフィラエ島と呼ばれる

 

(注)
カデシュの戦い
…エジプト王国とヒッタイト王国が戦った戦争、世界で初めて公式な軍事記録が残された戦闘であり戦後処理に当たっても成文化された平和条約が取り交わされた

コプト教
…マルコが、エジプトのアレクサンドリアに、教会を設立したことがはじまりとされる

 

〈女神〉
イシス
オシリスの妻(※オシリスはイシスの兄でもある)
・ホルスの母
・ネフティスの姉
・農耕の女神
・魔術の女神

 夫であるオシリスは、弟のセトに殺され、バラバラにされてしまう。イシスは、夫を再生させ、息子ホルスを身籠る。しかし、オシリスは地上にとどまることができずに冥界に下ってしまう。その後、イシスはホルスの成長を見守る。

 

ハトホル
・音楽の神イヒの母
ギリシア人にはアフロディテ(←ギリシア神話の女神)と同一視された
・牝牛の姿で描かれることも多い

 ハトホルは、「生の女神」と「死の女神」の両面性を持つように思われる。慈愛に満ち、母性を見せる一方で、冥界に現れ、死者を導く役目もあった。

 

(問題)

 

・「フィラエ島」には、女神(1)を祀る「(1)神殿」が残る

 

アブ・シンベル神殿には、エジプト王国がヒッタイト王国と戦った「(2)の戦い」でのラメセス2世の姿が描かれている

 

・ラメセス2世は、王妃(3)のために神殿を築いた

 

・(4)ダムの建設計画により、この遺跡の一部は水没が危惧された

 

(解答)
(1)イシス
(2)カデシュの戦い
(3)ネフェルタリ
(4)アスワン・ハイ・ダム

世界遺産 ハード島とマクドナルド諸島

世界遺産 ハード島とマクドナルド諸島
登録年  1997年

 

〇キーワード
活火山島
マウソン山
氷河

 

〇概要
南極大陸から約1700㎞、パースの南西4100㎞の海洋に浮かぶハード島
亜南極圏唯一の活火山島
ハード島には、マウソン山がそびえる
・島全体が氷河に閉ざされている
・ペンギンやアホウドリなどが繁栄

 

(問題)

 

・「ハード島とマクドナルド諸島」は、(1)(国名)にある世界遺産である

 

ハード島は、亜南極圏唯一の(1)島である

 

ハード島には、(2)山がそびえる

 

(解答)
(1)オーストラリア
(2)活火山
(3)マウソン

世界遺産 クイーンズランドの湿潤熱帯地域

世界遺産 クイーンズランドの湿潤熱帯地域
登録年  1988年

 

〇キーワード
貿易風
熱帯雨林
進化の過程
ニオイネズミカンガルー

 

〇概要
・オーストラリアの北東部に位置する
貿易風の影響により多量の雨が降る熱帯雨林
・シダ植物から裸子植物被子植物進化した過程がみられる
・最も原始的な有袋類といわれるニオイネズミカンガルーが生息する

 

(注)
貿易風…緯度30度付近にある亜熱帯高気圧帯から赤道に向かって吹く恒常的な偏東風
熱帯雨林熱帯雨林気候にある常緑の森林

 

(問題)

 

・「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」は、(1)(国名)にある世界遺産である

 

・「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」では、(2)風の影響で雨が多い

 

・「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」には、最も原始的な有袋類といわれる(3)が生息している

 

(解答)
(1)オーストラリア
(2)貿易
(3)ニオイネズミカンガルー

世界遺産 東レンネル

世界遺産 東レンネル
登録年  1998年(2013年に危機遺産登録)

 

〇キーワード
環状サンゴ
テガノ湖
危機遺産
森林伐採

 

〇概要
ソロモン諸島の最南端に位置するレンネル島の東部地域
環状サンゴが隆起することで誕生したレンネル島
レンネル島の5分の1を占めるテガノ湖汽水湖であり特有の生態系を持つ
レンネルオウギビタキなどの固有種
・2013年に、森林伐採などが環境に悪影響を与えているとして危機遺産に登録された

 

(問題)

 

・「東レンネル」は、(1)(国名)にある世界遺産である

 

レンネル島の5分の1を占める(2)湖は汽水湖である

 

(解答)
(1)ソロモン諸島
(2)テガノ

世界遺産 シャーク湾

世界遺産 シャーク湾
登録年  1991年

 

〇キーワード
ジュゴン
ストロマトライト

 

〇概要
・オーストラリアの西海岸に位置する
ジュゴンの生息地
ストロマトライトが群生している

 

(注)
ストロマトライト光合成により酸素を生み出すシアノバクテリアの活動によって造られた層状の堆積構造

 

(問題)

 

・「シャーク湾」は、(1)(国名)にある世界遺産である

 

・「シャーク湾」には、約20億年前から現在まで酸素を生み出している(2)が群生している

 

(解答)
(1)オーストラリア
(2)ストロマトライト